コラム

『週刊ヴァンガードコラム』

第17回 『喰うもの、喰われるもの~暴喰』

みなさん、こんにちは!第17回となりました、週刊ヴァンガードコラムを書かせていただいております、有限会社遊宝洞・制作の中尾でございます。今週もよろしくお願いします。
 
アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG NEXT」も新章突入、ついにU20チャンピオンシップがスタートしました。そしてクロノ君の前に現れ、熱いファイトを展開したのが「チーム新ニッポン」の《たちかぜ》使い、西沢アラタ君でした。
 
西沢アラタ
 
さて今回は、彼が使う《たちかぜ》のユニットたちと、そのクラン能力「暴喰」の開発エピソードを、ブースターパック第10弾「剣牙激闘」のカードと合わせてご紹介していきたいと思います。
 
写真01
ブースターパック第10弾「剣牙激闘」の商品情報はこちら!
 
《たちかぜ》は惑星クレイ随一の軍事国家、ドラゴンエンパイアに所属しているクランで、多数のディノドラゴン達による広域破壊を主とした陸上強襲部隊です。
 
彼らの持つクランイメージは“弱肉強食”。味方をも喰らい、戦場を暴れまわる《たちかぜ》。ファイトでは、自軍リアガードの退却と引き換えに行なう強化や除去、退却させたユニットを再コールすることでの連続アタック等を得意としています。
 
凶暴で荒々しいイメージの《たちかぜ》ですが、実はその動きはかなりテクニカルで繊細。“テクニカル”ブースター「The RECKLESS RAMPAGE」に選出されたのは《たちかぜ》使いのファイターの皆さんからすれば「なるほど」というところだったのではないでしょうか。
 
写真
 
そんな「The RECKLESS RAMPAGE」で登場したクラン能力が「暴喰」です。味方を喰らってパワーアップする能力をさらに拡張し、本当に好きなだけ(さすがに自身は食べられませんが)喰らい合うことができる能力です。
 
この「暴喰」、能力そのものは“喰う機能”と“状態変更”しか行ないません。「The RECKLESS RAMPAGE」の企画当時は「もしかしたら物足りないかもしれない」という危惧もありましたが、それは杞憂に終わりました。
 
再コール能力で「暴喰」を連続アタックの起点へと変える「帝竜 ガイアエンペラー」、豪快なVスタンド「絶対王者 グラトニードグマ」。彼らは花形ユニットですが、「暴食」が“喰う機能”のみでも十分だった要因は《たちかぜ》の持つ発展性にありました。
 
写真
 
その発展性を作ってくれていたのは最初期から存在する“喰われる側”の能力でした。古来より、豪快で弱肉強食な《たちかぜ》のギミックを支えているのは繊細でテクニカルな彼らであるといっても過言ではありません。
 
この2枚以外にも、とにかく多種多様な喰われることでスキルが発動するユニットたちがおり、パワーを強化するもの、手札に戻るものなど千差万別です。リアガードでもヴァンガードでも、バトル中にほぼ任意のタイミングで「暴喰」でき、さらに一気に喰うことによって連鎖反応が起こります。
 
「暴喰」の喰う機能だけでもこういった《たちかぜ》らしさをしっかり味わえたため、ことさらそれに何かを付け加えるのは煩雑なばかりで蛇足だったのです。
 
写真
 
「剣牙激闘」で《たちかぜ》を支えるユニットたちも新たな進化を遂げています。「サベイジ・ソーサラー」は手札からだけでなくリアガードサークルでも超越コストに充てられる能力を持っています。
 
この「サベイジ・ソーサラー」のような、過酷な野性との共存を選択したヒューマン達も頼りになるたちかぜの一員です。彼女たちは呪術や狩猟などでディノドラゴン達と共存し、その命の円環に外側から関わっていく存在と言えます。
 
「サベイジ・ミスティック」は、“喰われた”とき山札から新たなユニットをコールするユニットと相性抜群です。前述の「ベビー」たちはシールドが10000あるので、素晴らしい組み合わせだと言えるでしょう。
 
《アクアフォース》の「戦場の歌姫 クロリス」や《ロイヤルパラディン》の「スカウティング・オウル」といったユニットがお気に入りのファイターの皆様は、ぜひ使ってみてください。ただし彼女の能力は「ターン1回」、“最初のお食事”にしか反応しない点は注意が必要です。
 
「サベイジ・ソーサラー」は自らの命を捧げ、超越を可能とする“巫女”。とすれば、「サベイジ・ミスティック」は失われた魂を呼び戻す“シャーマン”のような存在で、どちらも《たちかぜ》をイメージとギミックの両面から支えてくれています。
 
ちなみに余談ですが、《たちかぜ》のヒューマンで「退却した時」の能力を持っているカードはいなかったりします。いくらなんでもさすがにそれはちょっと……“アレ”ですからね。
 
写真
 
サポートユニットたちが進化しているなら、“強者”たるものも負けてはいられません。「大帝竜 ガイアダイナスト」は「ガイアエンペラー」の超越進化ユニットで、《たちかぜ》らしさ全部盛りといってよい豪快な能力を持っています。
 
敵も味方も見境なくその顎にかけるその能力は、たとえ「抵抗」持ちのユニットであってもお構いなし。まさに「暴喰」の権化、暴帝の貫禄です(まあ、ジェネレーションブレイク3になれば味方は戻してくれるお方ですけど)。
 
豪快さと繊細さを併せ持つ《たちかぜ》。その近未来&古代ロマン的なビジュアルやコンボ感重視のギミックには魅力いっぱいです。もし興味が沸いたら「剣牙激闘」から《たちかぜ》をはじめてみてはいかがでしょう?
 
さてさて、週刊ヴァンガードコラム、いかがだったでしょうか?お楽しみいただけたならばうれしい限りです。
よろしければ、是非Twitterなどで感想やご意見などをつぶやいていただけますと幸いです。

それでは、また来週。
スタンドアップ・ヴァンガード!

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中尾 宗也なかお むねなり

さまざまなゲームのシステムデザインを手掛ける、有限会社遊宝洞にて制作を担当。『カードファイト!! ヴァンガード』では、カードデザイン・開発に携わる。

遊宝洞 中尾氏

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