10周年記念 ヴァンガード WGP 岡山会場 地区大会 決勝戦レポート

10周年記念 ヴァンガード WGP 岡山会場 地区大会 決勝戦レポート

2022年4月9日(土)、「カードファイト!! ヴァンガード overDress」の大型ファイトイベント「10周年記念 ヴァンガード WGP 岡山会場」が開催された。
4月1日に最新ブースターパック第5弾『群雄凱旋』が発売して1週間、岡山会場では予選から《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》《マジェスティ・ロードブラスター》《ファントム・ブラスター・オーバーロード》のデッキが参戦するなど、新たなデッキの研究が進んでいることを感じさせた。

初期からヴァンガードファンなら、その名を知らないファイターはいないであろう往年の切り札たちがリメイク!

そんな中、一番人気だったのが《カイリ》を軸にしたデッキ。
予選と本選で使用者数が最も多く、そして決勝トーナメントにも最多人数が勝ち進んだ、岡山の一大勢力だった。

2月発売の「リリカルモナステリオ ~新学期はじまるよ!~」で“G4”が登場し、一気に注目を集めたデッキタイプ。

様々なデッキタイプが参戦した群雄割拠の中、決勝トーナメントを勝ち進んで最終戦に臨んだのは、《ニルヴァーナ》デッキを使う「tuka」選手と、《バロウマグネス》デッキの「Dフラグ♪」選手!

岡山会場決勝戦レポート

「ヴァンガード」の新たなレギュレーションであるスタンダードのルールには、いわゆるライド事故を防止する「ライドデッキ」が存在する。ファイターはG0からG3のカードをメインデッキとは別に用意し、毎ターンその中からライドできるようになった。
先攻の「tuka」選手は《サンライズ・エッグ》からライドしていく順当な選択。後攻の「Dフラグ♪」選手は、ファーストヴァンガードを《ディアブロス “無垢”マット》に変化させつつ、G1以降は《ディープ・ソニッカー》《エレクトロ・スパルタン》を選択したライドデッキだ。

先攻2ターン目、「tuka」選手は《焔の巫女 リノ》の能力で《トリクスタ》を手札に加えてコールすると、まずは《ヴェルリーナ・アルクス》に【overDress】!
引いた2枚のカードを見てうなずいた「tuka」選手、そのまま2体目の《トリクスタ》から《ヴェルリーナ・エルガー》に【overDress】!前列には強力なアタッカーを2体並んだ。

序盤から【overDress】で強力なアタッカーを展開する「tuka」選手。

ヴァンガードの《焔の巫女 レイユ》のアタックはガードされたものの、リアガードのアタックはヒット。
しかし「Dフラグ♪」選手のダメージチェックはヒールトリガー!
一気に攻め込んだ「tuka」選手だったが、ダメージは1対1でターンを終了した。

後攻2ターン目、速攻で攻め込まれた「Dフラグ♪」選手は、足止めを狙う。
手札と盤面を見て考えたあと《セルフィッシュ・エングレイヴァー》をコールし、まずは《ヴェルリーナ・アルクス》をアタック。だが「tuka」選手はガード。
「Dフラグ♪」選手は、ヴァンガードでも《アルクス》をアタック。ここはノーガードで、《アルクス》は退却。
ダメージ1対1のまま、ターンを終了。

先攻3ターン目。アタッカーを退却させられた「tuka」選手だが、ライドラインの能力で《ヴェルリーナ》を手札に加えると、そのままコール!
まずは《ヴェルリーナ》で《エングレイヴァー》をアタックして退却させると、《天輪聖竜 ニルヴァーナ》でヴァンガードをアタック。カウンターブラストはないので、能力は使わず。
ノーガードを宣言する「Dフラグ♪」選手に対し、ツインドライブでクリティカルトリガーをゲット!

その後《エルガー》のアタックもノーガードで通した「Dフラグ♪」選手。再びヒールトリガーで回復するも、このターンでダメージは1対3となった。

攻め込まれている「Dフラグ♪」選手の後攻3ターン目。
《重力の支配者 バロウマグネス》にライドし、一気に反撃を狙う。
まずはライドラインの能力で2枚ソウルを増やし、ソウルは6枚。さらに《幻想の奇術師 カーティス》をコールし、ソウルを2枚増やす。
続いて《断裁の剣舞 チェーグラ》をコールし、ソウルから《パンデモニウム・タクティクス》を回収し、ソウルチャージ。
そしてそのまま《パンデモニウム・タクティクス》を使用し、4枚ソウルチャージ!これでソウルは12枚。

《バロウマグネス》の能力を最大限に発揮するため、「Dフラグ♪」選手のデッキにはソウルを増やすカードが満載。一気にソウルを増やす。

あと3枚ソウルが欲しい「Dフラグ♪」選手、コールした《カーティス》《チェーグラ》を後列に下げると、手札から《エングレイヴァー》を2体コールし、さらに《カーティス》を退却させてトリガーユニットをコール。手札をすべて使い切り、ソウル15枚を狙う。

まずはブーストなしの《エングレイヴァー》で、リアガードの《ヴェルリーナ》をアタック。
ここはヒットし、ソウルチャージした後、《エングレイヴァー》自身をソウルに置いてカウンターチャージ。
次に《ステムディヴィエイト・ドラゴン》でブーストした《エングレイヴァー》でヴァンガードにアタック。
ここは「tuka」選手、《エルガー》でインターセプト。
ソウルチャージはできなかったが、《エングレイヴァー》をソウルに置いてカウンターチャージ。これでソウルは15枚になった。

そして《バロウマグネス》のアタック!
ソウルは15枚になったので、まず1枚引き、さらに《バロウマグネス》のパワーとクリティカルが上昇、そして味方をすべてソウルに置き、再び《チェーグラ》と《エングレイヴァー》をコールし、それぞれパワーを+10000!
さらに「Dフラグ♪」選手は《チェーグラ》でソウルのオーバートリガーを回収しつつ、前列を+5000。
一気に攻め込む準備は整った。

強化された《バロウマグネス》のパワーは、合計28000!「tuka」選手はノーガード!
ツインドライブでドロートリガーを引き当て、リアガードの《チェーグラ》のパワーを上げた「Dフラグ♪」選手。
ここで一気にダメージを与えたいところだったが、「tuka」選手のダメージチェックはオーバートリガー!

ヴァンガードのパワーが+1億され、追撃ならず。《エングレイヴァー》の能力を使うためにアタックすると、ダメージ2対3でターン終了を余儀なくされた。

「tuka」選手の先攻4ターン目。まずは《天輪真竜 マハーニルヴァーナ》にライド!
そして《マハーニルヴァーナ》の能力で、ドロップゾーンから《トリクスタ》を復活コールし、さらに「Dフラグ♪」選手に1ダメージを与える。ダメージは2対4。

《マハーニルヴァーナ》の得意技“トリクスタ砲”が炸裂!

さらに《ヴェルリーナ・エルガー》を【overDress】し、《ヴェルリーナ・エクスペクター》をコール!《マハーニルヴァーナ》の能力で前列が+10000された状態で、バトルに入る。
まずは《エクスペクター》のアタック、パワーは23000。
次のターンに攻めるための手札を残すため、ここをノーガードした「Dフラグ♪」選手。
ダメージチェックは……このファイト3回目のヒールトリガー!

ダメージは2対4のまま、さらにヴァンガードの防御力が上昇する。
続いて「tuka」選手はヴァンガードの《マハーニルヴァーナ》でアタック!パワーは23000だ。
手札を見て、次のターンの展開まで考えた「Dフラグ♪」選手。ここで再びノーガードを宣言!

「tuka」選手のトリプルドライブ!
1枚目……《焔の巫女 ゾンネ》!ここでクリティカルトリガー!

2枚目、3枚目はトリガーなし。
しかし、ダメージ4の「Dフラグ♪」選手に、クリティカル2の《マハーニルヴァーナ》のアタックがヒット!
4枚目のヒールトリガーで、生き残れるか?
ダメージチェック1枚目……《タイムジャレイト・ドラゴン》、トリガーなし。

2枚目……《断裁の剣舞 チェーグラ》、トリガーなし!

攻めのノーガード宣言をした「Dフラグ♪」選手だったが、最後は「tuka」選手の猛攻が上回った。
「10周年記念 ヴァンガード WGP」地区大会最後の覇者は「tuka」選手!

(文=神田秀人)

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