WGPデラックス2023 Season1 大阪会場 決勝戦レポート

WGPデラックス2023 Season1 大阪会場 決勝戦レポート

2023年5月27日(土)、大阪。
全国延べ8か所で開催される「WGPデラックス2023 Season1」「ちほうかっぷ デラックス2023 Season1」も、この大阪会場で5カ所目。後半戦のスタートとなる。
梅雨入り前の晴天に恵まれたこの日、全国決勝大会である「ヴァンガードチャンピオンシップデラックス2023」出場をかけて、190チーム・570名のファイターがトリオファイトを繰り広げた。
今回は、大阪会場の決勝トーナメントのレポートをお届けしよう。

決勝トーナメントのデッキ分布

前月に大ヴァンガ祭で先行販売された『フェスティバルブースター2023』の一般販売日を過ぎ、新しいカードの研究も進んだ時期ということもあり、この日は『フェスティバルブースター2023』環境の集大成とも言えるファイトとなった。
注目は、大ヴァンガ祭でも使用者の多かった【リリカルモナステリオ】の《輝き満ちる光彩 ウィリスタ》軸のデッキや、新たなオーバートリガー、そしてレガリスピースを持つオーダーカードだ。
予選4回戦を突破し、決勝トーナメントに残った各ブロック16チームの使用デッキ(ライドライン)は、以下のようになった。

Aブロック
《緋炎帥竜 ガーンデーヴァ》9名
《クロノジェット・ドラゴン》7名
《輝き満ちる光彩 ウィリスタ》6名
《厄災を祓いし「漁業神」 えびす》5名
《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》3名
《六角宝珠の女魔術師》3名
《ユースベルク“破天黎騎”》2名
《葬空死団 “裂空神”アーヴァガルダ》2名
《幻魔忍妖 メガロノヅチ》1名
《魔宝竜 ドラジュエルド》1名
《全知の神器 ミネルヴァ》1名
《ファントム・ブラスター・オーバーロード》1名
《追想の花乙女 クロディーヌ》1名
《怪雨の降霊術師 ゾルガ》1名
《樹角獣王 マグノリア》1名
《オルターエゴ・メサイア》1名
《知恵の泉 エバ》1名
《みんなで歌おう ロロネロル》1名
《静穏なる恵風 メディエール》1名

Bブロック
《緋炎帥竜 ガーンデーヴァ》9名
《輝き満ちる光彩 ウィリスタ》9名
《クロノジェット・ドラゴン》5名
《厄災を祓いし「漁業神」 えびす》5名
《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》2名
《六角宝珠の女魔術師 “藍玉”》2名
《怪雨の降霊術師 ゾルガ》2名
《天満月の輪舞曲 フェルティローザ》2名
《ユースベルク“破天黎騎”》1名
《全知の神器 ミネルヴァ》1名
《ファントム・ブラスター・オーバーロード》1名
《六角宝珠の女魔術師》1名
《葬空死団 “裂空神”アーヴァガルダ》1名
《オルターエゴ・メサイア》1名
《知恵の泉 エバ》1名
《波紋震怪獣 エレドグレーマ》1名
《極光戦姫 セラス・ホワイト》1名
《森厳なる薔薇の主 グランフィア》1名
《蒼嵐竜 メイルストローム》1名
《みんなで歌おう ロロネロル》1名

大阪会場の決勝トーナメントは《緋炎帥竜 ガーンデーヴァ》と《輝き満ちる光彩 ウィリスタ》の人気が目を引く結果となった。
次いで《クロノジェット・ドラゴン》と《厄災を祓いし「漁業神」 えびす》の採用率が高く、今なお信頼されているデッキとなっている。

大阪会場の決勝トーナメントにおいて、採用率が頭ひとつ抜けて多かった4デッキ。今後の環境を占うにあたり、意識すべきデッキでもあるだろう。

また決勝トーナメントでは、人気デッキ同士の対戦カードも見受けられた。強みや弱点も含め、デッキのことをより深く知っているファイターが有利となる同系対戦(ミラーマッチ)が増えるのは、デッキ研究が進んだこのタイミングでは必然と言ったところか。
これまで磨き続けたプレイングを信じ、実力が伯仲していればドローの運に賭け、不利な状況でも最善を尽くしてトリガーを祈る……そんなシーンも多かったようだ。

決勝戦レポート

激戦の決勝トーナメントを勝ち進み、決勝に残ったのは以下の4チーム。

【Aブロック】
チーム名「辻村海賊団」(選抜2位・全勝) デッキレシピ
先鋒「アルパカ」選手(《緋炎帥竜 ガーンデーヴァ》)
中堅「hiro」選手(《厄災を祓いし「漁業神」 えびす》)
大将「えせ」選手(《知恵の泉 エバ》)
VS
チーム名「高槻ディビジョン」(選抜4位・全勝) デッキレシピ
先鋒「カワキ」選手(《緋炎帥竜 ガーンデーヴァ》)
中堅「ミスフレ」選手(《六角宝珠の女魔術師》)
大将「サメイマル」選手(《厄災を祓いし「漁業神」 えびす》)

【Bブロック】
チーム名「JOY!」(選抜12位) デッキレシピ
先鋒「凪」選手(《緋炎帥竜 ガーンデーヴァ》)
中堅「しみしみ」選手(《ユースベルク“破天黎騎”》)
大将「ふうや」選手(《輝き満ちる光彩 ウィリスタ》)
VS
チーム名「コウキ」(選抜16位) デッキレシピ
先鋒「コウキ」選手(《厄災を祓いし「漁業神」 えびす》)
中堅「しょうや」選手(《クロノジェット・ドラゴン》)
大将「kiyoto」選手(《オルターエゴ・メサイア》)

今回は、Bブロックの大将戦「ふうや」選手と「kiyoto」選手の対戦をレポートする。

Bブロックの決勝戦は、ライドライン選抜で決勝トーナメントへ進出したチーム同士の顔合わせとなった。
大将戦は、大阪会場の決勝トーナメントで人気だった《輝き満ちる光彩 ウィリスタ》と、強力な【超越】を持つ《オルターエゴ・メサイア》が激突する。

先攻を取ったのは「ふうや」選手。手札交換は「ふうや」選手が5枚交換に対し、「kiyoto」選手は交換なしという対照的な滑り出し。
これがファイトにどう影響するか……?

序盤は、後攻の「kiyoto」選手のトリガーが光った!
後攻1ターン目のアタックでクリティカルトリガーを引いたのを皮切りに、「ふうや」選手のアタックにはダメージトリガーで《アメリオレート・コネクター》と、再序盤から差をつける。

「kiyoto」選手は、最序盤に連続してトリガーをゲット!ダメージと手札で「ふうや」選手に差をつける。

さらに後攻2ターン目、「kiyoto」選手は中央後列に《戦線突破 ミカニ》をコールし、ソウルを増やしつつガードしづらいパワーで攻め立てる。
ダメージは「ふうや」選手3対「kiyoto」選手1の状況で、後攻2ターン目が終了した。

「オルターエゴ・メサイア」で活用できるソウルを補充するG-1ユニット。登場時に加え、中盤以降は起動能力でソウルに置ける点も重要だ。

先攻3ターン目、序盤に不利を背負ってしまった「ふうや」選手。
ためらいなくライドをスキップし、「kiyoto」選手の【超越】を1ターン封じると、「籠めた願いは何色に ヴァルシュブラン」と「クーリング・ハート ユイカ」でアタックを継続。
「ヴァルシュブラン」を手札に逃がしつつ、ダメージを3対2まで盛り返す。

アタッカーを手札に戻すことで、次のターン以降の戦線を維持することができる「ユイカ」と、ライドコストにすると手札消費を抑えられる「ヴァルシュブラン」。細かい立ち回りで、序盤に離されてしまった距離を詰めていく。

後攻3ターン目、「kiyoto」選手はG-3の「オルターエゴ・メサイア」にライドすると、そのままアタック!
ここでダメージを受けすぎると、この先の守りが厳しくなってしまう「ふうや」選手はトリガー2枚をガードに出してガード。合計パワーは45000!

勢いが止まらない「kiyoto」選手は、ドロートリガーにクリティカルトリガー!
しかし厚めに展開したガードが功を奏し、パワーは届かず。
このターンは、ダメージ3対2のまま終了。

序盤から、トリガーが止まらない「kiyoto」選手!この勢いは止まるのか?

先攻4ターン目、「ふうや」選手は先ほど手札に戻した「ヴァルシュブラン」をコストに「輝き満ちる光彩 ウィリスタ」にライド!
「ヴァルシュブラン」でソウルの「交わり照らせ緋蒼の閃光」をコストに1枚引く。

さらに「ウィリスタ」の登場時の能力で、もう1枚の「ヴァルシュブラン」を捨てて、今ドロップゾーンに置いた「緋蒼の閃光」を手札に加える。
この時点では、まだライドフェイズ中。さらに「ヴァルシュブラン」で1枚引く。一気に手札を8枚まで補充することに成功した。

「ふうや」選手は「ウィリスタ」の起動能力で、ソウルのもう1枚の「緋蒼の閃光」をドロップに置き、リアガードを展開。
「ユイカ」の前列には、次のターンのペルソナライドにつながる「輝き満ちる光彩 ウィリスタ」。
そして左の後列には「静謐なる慈愛 エリヴィラ」をコール!
前のターンにコールした1体と合わせて、これで「エリヴィラ」は2体並んだ。

満を持して手札に「緋蒼の閃光」を使用し、「エリヴィラ」で一気にドロー!
「共に駆ける光芒 オフィリア」をコールして、バトルに入る!

圧倒的なドローに加え、「オフィリア」の能力を使って4連続アタックを狙う!

まずは「オフィリア」が単体でアタック。「kiyoto」選手、ここは落ち着いて手札1枚でガード。
続いて「ウィリスタ」のアタック!パワーが上がっているため、ここはノーガード。
逆転のため、ここでトリガーが欲しい「ふうや」選手。
ドライブチェック1枚目……「静謐なる慈愛 エリヴィラ」、ノートリガー。

ドライブチェック2枚目……「籠めた願いは何色に ヴァルシュブラン」、ここもノートリガー!

トリガーは逃した「ふうや」選手だが、まだスタンドした「オフィリア」を含めたあと2回のアタックが残っている。
まずは「kiyoto」選手の手札を削っておきたいところだ。

ブースト込みでパワー26000の「ウィリスタ」のアタックは、手札のトリガー1枚でガード。
ブースト込みでパワー36000になった「オフィリア」のアタックは、ノーガードを宣言する「kiyoto」選手。
しかし、このダメージチェックがオーバートリガー!

なかなか序盤のリードを覆せない「ふうや」選手、苦しい状況が続く。ダメージは3対3で、ターン終了。

後攻4ターン目。「kiyoto」選手はついに【超越】のターンに突入する!
まずは「創世竜 アムネスティ・メサイア」に【超越】し、ソウルから「アローザル・メサイア」を右後列にコール。そして「オルターエゴ・メサイア」の能力で「アローザル」を呪縛し、「ふうや」選手の「静謐なる慈愛 エリヴィラ」を呪縛!

「kiyoto」選手のデッキが本領発揮!呪縛と解呪を使った怒涛のアタックが始まる。

「kiyoto」選手はまず中央後列の「ミカニ」をソウルに置いてソウルを増やすと、手札から「アレスター・メサイア」2体を左右の前列にコール!
左後列には「サクリファイス・メサイア」をコールし、バトルに入る。

まずは右の「アレスター」単体で、「ふうや」選手のキーユニット「オフィリア」にアタック。
そう簡単に「オフィリア」を失いたくない「ふうや」選手はここをガードするも、「kiyoto」選手は続いて、ブースト込みの「アレスター」でも「オフィリア」を狙う。ここはやむなくノーガード。
アタック後に呪縛された「アレスター」と「サクリファイス」だが、ここからが本番だ。
「kiyoto」選手は「アムネスティ・メサイア」でアタック!「アレスター」2体と「サクリファイス」を解呪する!
「アムネスティ・メサイア」の能力で右の「アレスター」を強化して、連続アタックを仕掛けていく。

ここは「四精織り成す清浄の盾」でしのぐ「ふうや」選手だが、「kiyoto」選手はヒールトリガー!
ダメージが回復して2となり、さらに左の「アレスター」が強化される。

続くアタックをノーガードでダメージ4になった「ふうや」選手、最後のアタックはガードし、ダメージはこれで4対2となった。
ターン終了時、「kiyoto」選手は4体のリアガードを解呪すると、ソウルを4枚消費して「オルターエゴ」で4枚ドロー!
さらに、呪縛していた「ふうや」選手の「エリヴィラ」もクレストで解呪してバインドし、さらに「オルターエゴ」で追加のドロー。手札を大量に確保することに成功し、盤石の構えだ。

反撃の糸口をつかみたい「ふうや」選手の先攻5ターン目。
「メサイア」が【超越】ならば、「ウィリスタ」はペルソナライド!とばかりに、しっかり手札に確保した「輝き満ちる光彩 ウィリスタ」にライドする「ふうや」選手。
これで「交わり照らせ緋蒼の閃光」の能力がすべて使用可能となる、一気に攻め込めるか?

まずは「ウィリスタ」の登場時能力で、ドロップゾーンから「緋蒼の閃光」を手札に加える。
次に、ソウルにあった「緋蒼の閃光」をドロップし、山札の上5枚を確認する。
……そして熟考した末に、中央後列に「籠めた願いは何色に ヴァルシュブラン」をコール。

さらに「静謐なる慈愛 エリヴィラ」をコールし、先ほど手札に加えた「緋蒼の閃光」を使用。カードを2枚引く。
最後に、前列に「弾ける元気は百点満点 トリクシー」「共に駆ける光芒 オフィリア」をコール!

ペルソナライド+「オフィリア」の盤面を展開することに成功した「ふうや」選手。反撃の狼煙を上げる!

ここで、中堅戦が決着。
チーム「JOY!」の「しみしみ」選手が、チーム「コウキ」の「しょうや」選手を下して、まずは1勝。
「ふうや」選手としては、この勢いに乗りたいところだ。

まずは「オフィリア」のアタック。ブーストも追加し、パワーは31000!ダメージには余裕がある「kiyoto」選手だが、ここは手札2枚でガード。
続いて「トリクシー」が単体でアタック。パワーは25000だ。ここも「kiyoto」選手は手札1枚でガード。
そして、パワー43000になった「ウィリスタ」のアタック!「緋蒼の閃光」で得た能力で「トリクシー」がスタンドする。さらにこの後は「オフィリア」もスタンド可能な状況だ。
このアタックには完全ガードを切った「kiyoto」選手。

ドライブチェック1枚目……クリティカルトリガー!パワーとクリティカルは「トリクシー」へ!

ツインドライブチェック……ダブルクリティカルトリガー!このパワーとクリティカルは「オフィリア」へ!

「ふうや」選手は中央後列の「ヴァルシュブラン」を山札に戻して「オフィリア」をスタンド。さらにアタックを継続する!

まずはパワー48000・クリティカル2の「オフィリア」でアタック!
ここで「kiyoto」選手は自分の山札と、「ふうや」選手のオーバートリガーを確認する。
山札は13枚、そして「ふうや」選手のオーバートリガーは見えていない……考えた結果、ここはノーガードを選択。
ダメージチェックで1枚トリガーが出て、ヴァンガードの防御力を上げた。

最後に「クーリング・ハート ユイカ」のブーストで合計パワー48000になった「トリクシー」のアタック!
が、ここは手札2枚でガード。ダメージは4対4で、このターンは終了。
お互いの山札も少なくなり、ダメージと山札切れのどちらの決着もありうる状況だ。

「kiyoto」選手の後攻5ターン目。
山札の枚数を気にしながら、まずは「アストロラーベ・ドラゴン」を使って再び「創世竜 アムネスティ・メサイア」に【超越】し、1枚ドロー!
そして「オルターエゴ」の能力で自身の「アローザル・メサイア」と「オフィリア」を呪縛する。

「ふうや」選手のキーユニットを呪縛し、攻め手を奪う「kiyoto」選手。次のターンの攻防を見据える。

まずはクレストで強化された、パワー25000の「アレスター・メサイア」のアタック。ここは手札のトリガー1枚でガード。
次は「サクリファイス・メサイア」でブーストされた「アレスター」のアタック。パワーは33000。
ノーガードを選んだ「ふうや」選手のダメージトリガーは……ヒールトリガー!

ダメージは依然4対4。
続けて「kiyoto」選手は「アムネスティ」でアタック!能力で味方の4体を解呪し、リアガードを大幅に強化する!
「ふうや」選手は完全ガード!

ここでもさらにクリティカルトリガー1枚を引き当てる「kiyoto」選手。
リアガードを強化して、アタックを継続する。

次はパワー70000、クリティカル2の「アレスター」の追撃!
このアタックを受けるわけにはいかない「ふうや」選手、ここも完全ガード!

「アムネスティ」のパワー+20000、「アローザル」のパワー+10000、クレストのパワー+15000に、トリガーが乗った驚異の追撃!

最後のアタックも手札1枚とインターセプトで止め、このターンはダメージ4対4で終了。

「ふうや」選手の先攻6ターン目。前列を失っているため、何とか盤面は揃えたいところだ。
まずは「交わり照らせ緋蒼の閃光」を使用し、「静謐なる慈愛 エリヴィラ」と合わせて2枚ドロー。
そして「ウィリスタ」の能力で、山札の上5枚からリアガードを探す。ここで選んだのは「輝き満ちる光彩 ウィリスタ」とクリティカルトリガー!
「ユイカ」の前にコールしたクリティカルトリガーを手札に戻し、次のターンのガードに使うテクニックだ。

まずはヴァンガードの「ウィリスタ」でアタック。
完全ガードでしっかり守る「kiyoto」選手。
残り少ない山札から、どれだけトリガーを引けるか?

ドライブチェック1枚目……ノートリガー。

2枚目……ノートリガー!

それでも「ふうや」選手はアタックを続ける。
しかし「kiyoto」選手は冷静に守りを固め、ダメージを許さない。

ここで、先鋒戦が決着!
チーム「コウキ」の「コウキ」選手が、チーム「JOY!」の「凪」選手に勝利。チームの戦績は1勝1敗となり、お互い、負けられなくなった。

チームの勝敗をかけた、後攻6ターン目。
「kiyoto」選手は「創世竜 エクセリクス・メサイア」に【超越】!「オルターエゴ」で「アローザル」と「ユイカ」を呪縛する。
さらに「アストロラーベ・ドラゴン」をコールして、バトルに入る。

この時点で、お互いの山札は5枚ずつ。トリプルドライブで先に山札を消費することになる「kiyoto」選手だが、果たしてどう動くか……?

まずは、ブースト込みでパワー43000の「アレスター・メサイア」のアタック。
ここは「ふうや」選手、手札3枚を消費してガード。

続く「アストロラーベ・ドラゴン」のパワー43000のアタックも、手札3枚でガード!

「kiyoto」選手はここで「エクセリクス」でアタック!
スキルでリアガードを解呪し、さらに「アストロラーベ・ドラゴン」をスタンド!
「ふうや」選手は完全ガードし、残り手札1枚!

トリプルドライブはノートリガー。これで「kiyoto」選手の山札は残り2枚。
「kiyoto」選手の追撃はパワー53000に達するが、「ふうや」選手の残る1枚の手札はオーバートリガー!

「ふうや」選手のターン。
ドローして、残る山札は3枚。ヴァンガードでアタックせずに守り切れれば、山札は「kiyoto」選手が先に尽きるが……。
この状況は守り切れないと判断し、ドローしたフロントトリガーをコールし、アタックに入る。

しかし、「kiyoto」選手の手札はまだ大量に残っている。
「ふうや」選手の決死のアタックだったが、ヴァンガードのアタックは完全ガード。
トリガーを乗せたリアガードのアタックも、手札1枚とインターセプトで守られてしまった。

このターンのドライブチェックで「ふうや」選手の山札は残り1枚。
序盤からのリードを守り切った「kiyoto」選手は、最後のドローをするとそのままターン終了を宣言。

死力を尽くしたファイトは、「ふうや」選手の山札切れで決着!
山札を1枚残した「kiyoto」選手が勝利し、チームのブロック優勝を手にした!

(文=神田秀人)

会場レポートはこちら!

アフターレポートのTOPへ

ページの先頭に戻る