10周年記念 ヴァンガード WGP 岡山会場 地区大会 優勝者インタビュー

10周年記念 ヴァンガード WGP 岡山会場 地区大会 優勝者インタビュー

「10周年記念 ヴァンガード WGP 地区大会」最後の会場となる岡山会場優勝の「tuka」選手に、デッキ構築のポイントなど、インタビューを行った。

岡山会場優勝:「tuka」選手

――優勝おめでとうございます!まず、今のお気持ちをお聞かせください。

tuka選手(以下、tuka)

すごく嬉しいです!月並みな感想ですけど(笑)

――今回は《ニルヴァーナ》を使われての優勝でしたが、そのデッキを選んだ理由を教えて下さい。

tuka

元々は「バディファイト」や「ヴァイスシュヴァルツ」を遊んでいて、ヴァンガードに復帰したのは2か月くらい前なんですが。
友達に誘われた時に、お店で見た「覚醒する天輪」のポスターに描かれた《ヴェルリーナ・エスペラルイデア》に一目惚れして。「ヴァンガードに復帰するなら、このカードを使いたい」と思ったのがきっかけですね。イラストレーターさんも「バディファイト」で好きなモンスターの《アトラ》を描かれていた北熊先生だったので。

――今日のデッキはドロートリガーを採用しない攻めた構築でしたが、デッキ構築のポイントなどがあれば、教えて下さい。

tuka

今日のデッキは、広島会場で3位に入賞された「カイT」選手のデッキを参考にしました。
ドロートリガーを使っていたこともあるのですが、フロントトリガーの《焔の巫女 パラマ》は、20000のシールド値が優秀な場面が多くて。最後まで迷ったんですが、今回はフロントトリガーを採用しました。
あとは、G3のタイミングで圧力をかけていける《ヴェルリーナ・エクスペクター》を2枚採用しました。
広島会場の「カイT」選手は採用されていませんでしたが、大阪会場で4位に入賞された「ナギサ」選手は1枚採用されていましたね。

――今回、環境で意識していたデッキはありますか?

tuka

大阪会場で多かった《バスティオン》は、気になっていましたね。今日は《バスティオン》とは当たらなかったのですが。

――最新ブースターの「群雄凱旋」から登場したデッキで、気にしていたものはありますか?

tuka

「群雄凱旋」のデッキだと《ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド》《マジェスティ・ロードブラスター》《ファントム・ブラスター・ドラゴン》の3デッキは人気なので、そこには対応できるデッキを意識しましたね。
初戦で警戒していたデッキである《ファントム・ブラスター・ドラゴン》と当たりました。その時は、守るべきポイントがわかっていたのでしっかり守って、自分の動きがちゃんとできたかなと思います。

――5月に発売する「フェスティバルコレクション2022」に関しては、何か気になっている点などありますでしょうか?

tuka

(※4月9日時点では)まだカードの情報がほとんど見えていないですが、能力持ちのヒールトリガーは、デッキによっては刺さるカードになるのかなと思っています。苦手な対面をケアできるようになると、相対的に強くなれるデッキがありそうです。

――ありがとうございます。では最後に、今日一日を通してのMVPのカードを挙げるなら、どのカードでしょうか?

tuka

1枚に絞るのは難しいですね……今日はトリガーも含めて「デッキの子たちが、来るべき時に来てくれた」って感じだったので。
その中でも1枚選ぶなら、オーバートリガーの《再起の竜神王 ドラグヴェーダ》ですね。
アタックで2回、ダメージでも2回めくれて、決勝戦でもそれが決定打になったと思います。

――決勝戦は、ダメージトリガーのオーバートリガーで相手の猛攻を止めてからの勝利でしたね。見事な優勝でした、あらためておめでとうございます!

tuka

ありがとうございました!

2021年12月にスタートした「10周年記念 ヴァンガード WGP 地区大会」は、アニメ「カードファイト!! ヴァンガード overDress」の主人公、近導ユウユが使う《ニルヴァーナ》の優勝で幕を閉じた。
しかし、ファイターたちの戦いはまだ終わらない。
来たる4月29日に開催される「大ヴァンガ祭2022」では、地区大会を勝ち抜いた強豪たちが集い、国内最強ファイターを決定する全国大会が行われるのだ。
激闘必至の「10周年記念 ヴァンガード WGP 全国大会」、全国から集結する猛者たちのファイトに刮目せよ!

(文=神田秀人)

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