『週刊ヴァンガードコラム』バックナンバー 第44回

『週刊ヴァンガードコラム』

第44回 『超実戦的信仰集団!』

みなさん、こんにちは!第44回となりました、週刊ヴァンガードコラムを書かせていただいております、有限会社遊宝洞・制作の中尾でございます。今週もよろしくお願いします。
 
さて今回は、「竜皇覚醒」に収録されているクラン《オラクルシンクタンク》の新たなユニットたちから、【バトルシスターズ】の面々を、開発エピソード等も交えてご紹介いたしましょう。
 
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超巨大情報企業、《オラクルシンクタンク》。魔法や占術を駆使した予言を軸に惑星クレイのあらゆる情報を掌握しており、その名に違わぬ頭脳集団ですが、そんな《オラクルシンクタンク》に存在しているエージェントチームの一つ、【バトルシスターズ】。
 
《オラクルシンクタンク》のエージェントチームの目的は様々で、「予言を“実行”する」などのある意味恐ろしいチームもいますが、その中でも特殊なチームが【バトルシスターズ】です。
 
見た目や名前はふわっとしていてかわいいユニットが多いですが、彼女たちはアグレッシブな能力を多く持つ、かなり過激な戦闘集団。カードとしても、どストレートで扱いやすい強化系ユニットが多く、一気に畳みかける戦術を得意としています。
 

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超越時代を象徴する能力である“ストライドスキル”。【バトルシスターズ】にも「竜皇覚醒」で待望の2枠目が登場しました。
 
その能力もいわば「《オラクルシンクタンク》&【バトルシスター】全部盛り」といった内容で、オラクルお得意のドローに加え、山札操作のパイオニアである「バトルシスター ここあ」を想起させる能力、そして【バトルシスターズ】にぴったりな全体強化。許されるならユニット名を「パーフェクトバトルシスター」にしたかったくらいの逸材です。
 
パワー+3000という数値も、1枚では意味のあるパターンが少ない代わりに、どんどんユニットを展開していく【バトルシスター】では恩恵を感じやすく、彼女たちが得意な怒涛のラッシュをより楽しめる(相手からすれば強烈に)ようになっています。
 

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「ふろらんたん」が強化してくれるのは同じ【バトルシスターズ】の面々だけなので、そうなってくるとやっぱりガンガン展開できるユニットが欲しいところ。その任務にぴったりなのが「バトルシスター さぶれ」。
 
コールしても手札が減らない、ドローできるユニットは《オラクルシンクタンク》にも多数存在していますが、彼女ほど気軽にコールでき、しかも強いユニットはなかなかいません。パワーもしっかり9000あり、チームの面々の強化があれば、序盤から終盤まで大活躍してくれることでしょう。
 
「さぶれ」のようにコストを指定しているユニットを使う際、とても重要なのが“どれだけデッキをそのコスト指定に併せられるか”という点です。「竜皇覚醒」の【バトルシスターズ】はそのあたりのフォローも完璧。
 
「バトルシスター ばーむくーへん」は超越をフォローする重要な能力を持っており、また任意のグレード3を山札から探してくる能力も、それこそヴァンガードの第2弾から続く層の厚い【バトルシスターズ】なら、意外なユニットなども選択肢に挙がってくるかもしれません。
 

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もちろん花形ユニットであるグレード4にも新たな【バトルシスター】が登場しています。やりすぎな程の白い重武装が印象的な「エキサイトバトルシスター しゅとれん」です。
 
彼女の能力は「ふろらんたん」をそのまま超拡大したような効果で、なんと最大5枚までの山札操作に加え、【ジェネレーションブレイク3】で「ふろらんたん」と同じく+3000の全体強化も発動します。
 
またお茶目なソウルチャージ1も侮れない効果で、もう一人の“ストライドスキル”持ちの「バトルシスター まどれーぬ」と組むこともありますし、前述の「さぶれ」や往年の名コスト回復役「バトルシスター れもねーど」あたりとのチームワークもばっちりです。
 
ソウルチャージ自体は任意なので、がっつりいじった後の山札でもせっかく積んだカードがソウルに行ってしまうこともなく、安心です。豪快な兵装とは裏腹に、細かいところまで気の利くユニットですね。
 
余談ですが【バトルシスター】の面々は概ね世界の甘い食べ物や飲み物が名前のモチーフになっています。こういう馴染み深いモチーフだと、仲間が増えるときに「次はどんな名前が来るのかな?」と楽しくなるものです。「ふろらんたん」や「しゅとれん」がどんなお菓子か知っていたりすると、より愛着が沸いちゃうなんてこともあるかも。
 
今回ご紹介したユニット以外にも、たくさんのユニットが「竜皇覚醒」には収録されています。現在配信中の「カードファイト!! ヴァンガードG NEXT」43話でも、新しいユニットたちの姿を見ることができます。チェックしてみるのもいいかもしれません!
 
さてさて、週刊ヴァンガードコラム、いかがだったでしょうか?お楽しみいただけたならばうれしい限りです。
よろしければ、是非Twitterなどで感想やご意見などをつぶやいていただけますと幸いです。

それでは、また来週。
スタンドアップ・ヴァンガード!

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中尾 宗也なかお むねなり

さまざまなゲームのシステムデザインを手掛ける、有限会社遊宝洞にて制作を担当。『カードファイト!! ヴァンガード』では、カードデザイン・開発に携わる。

遊宝洞 中尾氏

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