みなさん、こんにちは!第66回となりました、週刊ヴァンガードコラムを書かせていただいております、有限会社遊宝洞・制作の中尾でございます。今週もよろしくお願いします。
さて今回は、2/23に発売となります「竜神烈伝」に収録されているカードから、《ロイヤルパラディン》に所属するユニットたちをご紹介しましょう。
……とその前に、今回のカード紹介にはアニメのネタバレ要素が若干含まれておりますので、まだ最新話数をご覧になっておらず、そのあたりが気になる場合はぜひ配信中の第16話を先にチェックしておいてください!
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《ロイヤルパラディン》はヴァンガードを象徴するクランの1つであり、第1弾から現在に至るまで高い人気を誇っています。シンプルながら奥の深いスペリオルコールとパワー強化をメインに据えた戦術を掲げ、「ヴァンガード」の面白さを真っ向から体現したクランです。
しかし、今回ご紹介するシオン君が使う「アルトマイル」を主軸とするユニットたちの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。クラン能力【勇敢】(ブレイブ)の登場やその変遷については以前のコラム(これももう一年前です)でも幾度かお話ししました。
そして物語もクライマックスに近づきつつある中、「竜神烈伝」にて、数々の苦難を乗り越えた彼らが、新たな姿となって帰ってきました。それではさっそく、ご紹介しましょう!
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「神明の騎士 アルトマイル」!
新たな姿となった彼は、ついに《ロイヤルパラディン》の“ど真ん中”である山札からのスペリオルコールを実現しました。しかも【勇敢】を体現するアグレッシヴな戦術を強力に後押しする、登場時にも発動するタイプの「ストライドスキル」!
さらに自身も【勇敢】能力を持ち、なんとその内容は《ロイヤルパラディン》のみならずヴァンガード全体でも稀有なリアガードでのクリティカル増加!「督励の騎士 アルビオン」のような【勇敢】能力持ちをスペリオルコールできるユニットから飛び出してくることを考えれば、絶大な活躍を期待できるスキルです。
さすがに自分で自分をコールしてくることはできませんが、そこは《ロイヤルパラディン》。前述のアルビオン以外にも、スペリオルコールユニットは枚挙にいとまがありません。この辺り、歴史ある《ロイヤルパラディン》の層の厚さを感じます。
そして「竜神烈伝」で帰還したのは、彼だけではありません。「ヴァンガードG」最初のトライアルデッキ「明星の聖剣士」で共にいたユニットたちも、新たな姿となって収録されています!
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「絶世の騎士 リヴァーロ」、「月牙の騎士 フェレックス」、「瞬きの騎士 ミーリウス」。彼らもグレードはそのままに、よりアルトマイルと【勇敢】デッキを強力にサポートするユニットとして新生されています。
特にリヴァーロは新たな【勇敢】デッキにおいてはアルトマイルに負けないほどのキーユニットで、攻防一体のパワーを持ちつつ、さらにスペリオルコールによる連続アタックも可能と、高いポテンシャルを持っています。
フェレックスも【勇敢】デッキで使えば安定感抜群のパワー8000&「抵抗」でありつつ、さらに前列のユニットも強化できるという贅沢な1枚。強力なGガーディアンも多くいる中、新たなアルトマイルの持つクリティカルやリヴァーロの連続アタックをさらに強力なものに昇華してくれるはずです。
ミーリウスは早い段階からプレッシャーをかけていくタイプの【勇敢】によくマッチしていますし、能力が発動できれば手札とソウルを充実させてくれるため、その後の展開が一気に楽になるでしょう。
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そして、彼らの勇気と志が、滅んだはずの聖剣を再び降臨させました。それこそが新たなGユニット、「不滅の聖剣 フィデス」!
彼の持つスキルは非常に独特で、端的に言えば「ガーディアンが1枚だけであればすべて突破する」というものです。さすがに守護者のような「完全ガード」までは無効化しませんが、それ以外なら例えとんでもないシールド値のGガーディアンであっても、相手に「必ず2枚以上」のガーディアンを要求します。
シオン君の使う連続攻撃重視の【勇敢】デッキであれば、一気にその破壊力が倍増すること請け合いです。なにせ5000シールド1枚で守れていた部分がすべて「2枚」になるわけですから、受ける側はたまったものではありません。
さらにダメ押し的に「ジェネレーションブレイク4」によって3枚ものスペリオルコールを自身で行なうことさえできます。それこそ今回ご紹介したアルトマイル、リヴァーロ、フェレックスと3枚コールすると、もうそれだけで大変なことになるでしょう。
また多重スペリオルコールは山札から大量のノーマルユニットを呼び出すため、その後のドライブチェックも恐ろしいことになります。最新16話でも3話の意趣返し!とばかりにシオン君がトリプルクリティカルを叩き込んでいましたが、こういうこともまま起こるのです。(ちなみにこの時のシオン君の残り山札は7割以上がトリガーでした。)
まさにクライマックスに向け、超強化されたアルトマイルたち。もちろん他にも多数のユニットが「竜神烈伝」に収録されていますので、発売を楽しみにしていてください!
さてさて、週刊ヴァンガードコラム、いかがだったでしょうか?お楽しみいただけたならばうれしい限りです。
よろしければ、是非Twitterなどで感想やご意見などをつぶやいていただけますと幸いです。
それでは、また来週。
スタンドアップ・ヴァンガード!
さまざまなゲームのシステムデザインを手掛ける、有限会社遊宝洞にて制作を担当。『カードファイト!! ヴァンガード』では、カードデザイン・開発に携わる。 |
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