【警告】
このコラムはアニメ“カードファイト!! ヴァンガードG NEXT”49話までの
ネタバレを含んでいるんだが！！
注意するんだが！！

みんな、こんヴァンがー！
デッキの精霊ヴァンガ郎なんだが！
今回は中尾さんに代わってヴァンガードコラムを更新するんだがー！
 
先週は中尾さんがコラムでアニメのファイト構成を、
そして川崎逸朗監督がラジオ“裏ヴァン”で色んなアニメ裏話をしていたんだが！
 
ズバリ！ アニメ裏話ブームが来ているんだが！！！！！！！
週刊ヴァンガ情報局NEXTで、毎週アニメの豆知識をお届けしているボクとしては、このブームに乗り遅れるわけにはいかないんだが！
 
というわけで！
今回はヴァンガードコラムを乗っ取って、ボクが調べた“カードファイト!! ヴァンガードG NEXT”の“アニメの脚本ができるまで”を皆にも教えちゃうんだが！
アニメの裏側がまるっとわかるんだが！
 
～ 「ヴァンガード」のアニメの脚本ができるまで ～
 
① 原作ができる
 
ヴァンガードのアニメには、キャラクターの皆を好きになってもらいながら、これから発売するカードを皆に知ってもらう役割があるんだが！ だから“キャラクター”と“ストーリー”、そして“カード”の３つを考えるところからアニメ作りはスタートするんだが！
 
まずは、原作者の伊藤彰先生とブシロードさんとで「どんな物が喜ばれるか？」を考える“原作会議”が行われるんだが！ この原作会議で、どんなキャラクターを出すか、どんなお話にするかが決まるんだが！
それからブースターパックに入るクランのバランスや、目玉になるカード、発売する日が決まって、それをどんなアニメで皆に知ってもらうかが決まるんだが！
 
この原作会議次第ではアニメの主人公がボクになって、ボクの切り札“ヴァンガ郎ジェット・ドラゴン”が作られて大活躍するかもしれないんだが。きっと大ヒット間違いなしの名作になるんだが！
 
ちなみに、“カードファイト!! ヴァンガードG NEXT”では「味方側のキャラクターでシャドウパラディンを、敵側のキャラクターで新たな能力“支配”を使うぬばたまを推していこう！ ストーリーでは高校生になったトライスリーが別々のチームを組み1年を通して大きな大会に挑戦する！」ことが“原作会議”で決定したみたいなんだが！
 
こんな風に伊藤先生とブシロードさんで“原作会議”を繰り返して、新しいキャラクターやストーリーの大まかな流れが決まって“原作”が完成するんだが！
 
実はこの段階で、いつ誰がどんなカードを使って誰とファイトするかの組み合わせもある程度決まっているんだがー！
 

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NEXTの原作設定資料を入手したんだが！
 
こうやって伊藤先生とブシロードさんが「これをアニメ化してほしい！」といえる原作ができてから、OLMさんにアニメの製作をお願いするんだが！
 
そして遂に脚本チームの出番となり、脚本の作成が始まるんだが！
 
② シリーズ構成ができる
 
「ちょっと待って！ 脚本じゃないじゃん！ シリーズ構成って何！？」って思った人、今から解説するんだが！
 
“シリーズ構成”とは文字通り“アニメシリーズ”の構成で、脚本の元になる大脚本なんだが！ “原作”を話数に分けて構成し直したもので、それを元に各話脚本が発注されていくんだが！
 
ボクの出番の数もこの”シリーズ構成”でほとんど決まってしまうと考えると、とても重要なものだということが理解できるんだが。ボクは全話に登場したいんだが！
 
“原作”を元に、伊藤先生、川崎監督、シリーズ構成さん、OLMさん、ファイト構成を担当する遊宝洞さん、ブシロードさんを交えながら“構成会議”を繰り返して“シリーズ構成”が完成するんだが！
 
③ 脚本ができる
 
原作が決まって、シリーズ構成が決まったら、いよいよ脚本作りだが！
 
脚本は“シリーズ構成”を元に各話担当の脚本家さんが書いてくれるんだが！ ここでアニメに登場するみんなのセリフや物語が作られるんだが！
 
先週のコラムで中尾さんが解説してくれた“ファイト構成”も、このタイミングで作ってもらっているんだがー！
 
ヴァンガードのアニメでは“カードファイト”もするから“脚本会議”で、わかりやすいファイトにするための話し合いも行われているんだが！
 
たとえば、トコハちゃんが使う「開花(ブルーム)」はたくさんのユニットのスキルが重複して発動するのが特徴なんだが！ でも、トコハちゃんがその全てをセリフで説明しちゃうと、何を言ってるか、何が凄いのかデッキの精霊であるボクでもわからなくなっちゃうんだが！
 
そこから、どうすれば“開花（ブルーム）”の凄さがわかりやすく伝わるかが話し合われて、トコハちゃん自身は「開花(ブルーム)！」を連呼し、迫力ある映像でパワーがガツンと上昇しきった後に、外野のキャラクターに起こったことをまとめて解説してもらう手法が確立されたみたいなんだが。開花(ブルーム)！開花(ブルーム)！開花(ブルーム)！
 
そうやって脚本会議を繰り返すことでファイト構成がシナリオに反映されていき、“シリーズ構成”と“ファイト構成”を元に、脚本家さんに３０分の放送時間の中で魅力的なお話を仕上げていただくことで“脚本”が完成するんだが！
 
ざっくりとこんな感じでアニメの脚本が完成するんだが！
この後も、皆が見てくれているアニメになるまでにはたくさんの作業があるんだが！ でも、今日はここまでなんだが！
 

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今回のコラムが好評だったら、今度は映像とか、アフレコのお話なども……！ 感想はTwitterで「#ヴァンガードコラム」のハッシュタグを付けてツイートしてほしいんだが。ヴァンガ郎、エゴサに励むんだが！

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来週は中尾さんによるカードのコラム！ 以上、ヴァンガ郎でした！ だが！
それでは、またいつか！ スタンドアップ・ヴァンガード！ だが！

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